解体工事
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解体工事 |
建物の解体工事 |
外構の解体工事 |
リフォームに伴う内装解体 |
アスベストの安全処理 |
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解体工事とは?
建物や家屋を取り壊す工事のことです。
解体工事とは「建物や家屋といった建造物を取り壊す工事」のことを言います。
それまであった建物や家屋を壊して敷地に何もない状態に戻すことや、新たに建て替えや新築工事、内装の変更のために建物内部を撤去するなどが解体工事になります。
解体工事の種類
手壊し工法 |
重機併用(手壊し)工法 |
圧砕機工法 |
ハンドブレーカー工法 |
カッター工法 |
ワイヤーソーイング工法 |
静的破砕剤工法 |
ウォータージェット工法 |
ミニブラスティング工法 |
直接通電加熱工法 |
レーザー工法 |
火炎ジェット工法 |
マイクロウェーブ工法 |
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建物や家屋については多種多様な構造で建てられており、どれも同じ工法で解体工事を進めていけば良いというものではありません。安全性を考慮した上で、適切な手順にて建物の解体工事を行うことが求められます。
アスベストを使用した建物の解体工事
築年数が古いビルや住宅などの建築に多く使われていた素材としてアスベストがあります。
アスベストは人体に有害であることが問題視され、現在使用することは禁止されています。
アスベストを含む建材とした建物を解体する際は、きちんと法律に沿って解体作業を行わなければいけません。
もし、アスベストを含む可能性のある建物を解体する際は、解体業者による事前調査が必要です。
解体業者は図面による調査や現地調査、建材のサンプルを採取してアスベストの含有量を分析します。
分析によりアスベストの含有率が0.1%を超えていると、大気汚染防止法の規制対象となります。
アスベスト建材の解体方法とは
アスベストが飛散しないように、屋根や外壁に散水や薬液散布で湿潤化してから建材を取り外します。
内壁や配管に使われるアスベスト含有建材は濃度や飛散性が高く、作業者は防塵マスクや、必要に応じて防護服を着用して作業します。
なかでも、天井や梁、柱などアスベスト含有の吹き付け材は最もアスベスト濃度と飛散性が高く解体作業はより慎重に行われます。
アスベスト解体工事の手続き
STEP.1 |
建物の事前調査解体業者は建物の現地調査を行い分析結果を施主に書面で報告する義務があります。 |
STEP.2 |
必要書類の提出アスベストを含む建物を解体する工事は事前に届出が必要になります。 |
STEP.3 |
近隣住民への告知解体工事をおこなう際は「石綿ばく露防止対策等の実施内容」を作業現場の見やすい場所に掲示する必要があります。 |
STEP.4 |
足場の組み立て解体前に、アスベストやホコリの飛散を防ぐための足場と養生シートを設置します。作業場や前室部分は負圧に保ち、粉塵を外部に飛散させないようにします。 |
STEP.5 |
飛散防止剤をまくアスベスト除去工事は、水や飛散防止剤をまき作業部付近の湿潤化をおこなったうえで丁寧に実施します。 |
STEP.6 |
アスベストの除去、袋詰め除去したアスベスト含有建材は破れないプラスチック袋で二重に梱包するか、堅ろうな容器に密封して保管します。 |
STEP.7 |
周辺のアスベスト除去作業最後に使用器具に付着したアスベストを除去して、作業場所内を清掃します。集めたアスベスト廃棄物は最終処分場へ運搬して、足場や養生シートも撤去します。 |
STEP.8 |
アスベストの処分除去等したアスベストの運搬・処分は、許可を受けた産業廃棄物処理業者に委託し適正処理の証明として伝票を5年間の保存します。 |
解体工事は人の命に関わるリスクもある危険な行為ですから、誰でも行えるわけではありません。
必要な資格を保有し、なおかつ許認可を受ける必要があります。
解体工事から解体後の提案・対応まで
解体工事では、戸建て解体はもちろん、例えば「アパートの3分の1を解体して残す部分をきれいに仕上げる」といった難しい案件も対応できます。解体工事、土地活用、不動産のことならなんでもご相談ください。